ドローイング・レッスンズ

田名網敬一 展示風景(撮影:河田憲政)


会期: 2012年9月28日(金)〜10月19日(金)
時間: 11:00-18:00
休廊: 日曜日(9月30日、10月7日、10月14日)
入場料: 無料
企画: 京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科


2000年前後から若手作家が自覚的に取り組み、積極的に発表するようになった「ドローイング」をテーマに展覧会を行います。
「下絵」ではなく「発想の生まれる場」というメディアとして位置づけ、複数の作家の実践例をみます。
この分野では、2008年に東京と京都の国立近代美術館で開催された「エモーショナル・ドローイング展」の記憶が新しいところですが、それは奈良美智をキーとしてアジアの若手作家を紹介するものでした。
本企画では、ペインターのドローイングだけでなく、建築家やアニメーションの担い手の制作など、本学らしい領域横断的な企画とします。
基本は紙媒体ですが、展示の多様性、実験性も見どころとなります。
出品作家は教員と卒業生が中心で、外部ゲストとして櫃田伸也氏と松田啓祐氏を加え、それぞれの創作の活性化、レッスンの機会とすることを目指しています。
また企画に際しては、本学院生や学部学生が企画運営に主体的に参加します。

出品作家: 櫃田伸也
横内敏人、田名網敬一、藤本由紀夫、東島毅、神谷徹
桜井類、松田啓佑、新垣佳子、神馬啓佑


■関連イベント

10月13日(土) 11時-18時 桜井類氏(出品作家)
 ワークショップ「完成を未完成にできるか?」 会場:ギャルリ・オーブ
 協力:小野惇貴(C.A.P.)

10月17日(水) 16時30分-17時50分 石田尚志氏(映像作家)
 トーク「ドローイングを映像化する」 会場:本学NA401教室

【緊急追加開催!】10月19日(金) 18時半-19時半 保坂健二朗氏(東京国立近代美術館 研究員)x 出品作家
 クロージング・トーク「エモーショナル&エンピリカル・ドローイング」
東京国立近代美術館(京都国立近代美術館にも巡回)で2008年に「エモーショナル・ドローイング展」を企画された保坂健二朗さんの来校とトークが緊急追加決定しました!
現在、東京のギャラリーαMで連続企画「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」を展開中の注目のキュレイターに、ドローイング・レッスンズ展の「レッスン」を締めくくっていただきます。出品作家もトークに参加予定です。


―(以下、終了)―
9月29日(土) 14時-15時 いしいしんじ氏(小説家)
 トーク「かくこととドローイング」 会場:ギャルリ・オーブ

【追加決定!】10月5日(金) 18時半-19時半
 トーク 浅田彰氏(京都造形芸術大学大学院長)× 桜井類氏(出品作家)x 神馬啓佑氏(出品作家)ほか
 会場:ギャルリ・オーブ