HOP2021-京都芸術大学大学院 芸術研究科芸術専攻 修士1年生作品展
日程:2021年11月6日(土)~ 15日(月)10:00~18:00
会場:ギャルリ・オーブ
修士課程1年生による作品の中間発表にあたるHOP展。様々な領域で研究、制作を行なっている修士課程1年63名の作品が一堂の展示。
本展は、本学修士課程における教育の一環として、文化創生(芸術教育・地域文化デザイン)、芸術文化、美術工芸(彫刻・立体造形・陶芸・染織・映像メディア・日本画・油画)、デザイン(イラストレーション・アニメーション・マンガ・絵本・キャラクターデザイン・グラフィックデザイン・プロダクトデザイン・情報デザイン)、環境デザイン(建築・インテリアデザイン・ランドスケープデザイン)、グローバル・ゼミといった多様な専門領域・分野で学ぶ大学院修士課程1年次生63名が一堂に会して、入学以来7ヶ月間にわたる研究・制作の成果を検証し、今後の展開に向けた可能性を相互に確認し合う場となっています。
コロナ禍の中、今年度は4月以来何とかゼミ指導や制作は段階的に対面での実施が可能になってきたものの、感染拡大そのものは8月に最大値を記録するなど、いつ終わるともわからないコロナとの闘いの日常化という、昨年とはまた異なる状況が学生達の心身に及ぼしてきた影響は計り知れません。本展は、そのような依然として継続する困難な学修環境の中で、学生達が粘り強く切り開きつつある最初の成果であると言えましょう。
HOP展がこの時期に開催されるのは、次なるSTEPへと着実にかつ正確に一歩を踏み出し、そして力強くジャンプすることを願い期待するからです。この展覧会が、出展者の皆さん相互の切磋琢磨、各自の表現のさらなる深化への気付き、そして領域を越えての活発な批評と交流の場になることを願います。
本展の会場構成、DM、マップ、新しい試みとしての作品と研究概要とをつなぐ工夫など、全て1年生全員が協力して創り上げました。ご来場の皆様におかれましては、本展をご高覧いただき、学生達に是非ともご助言など賜ることができましたら幸甚です。
京都芸術大学大学院 芸術研究科 芸術専攻長(修士)
河合 健